その次に、根元だけ黒の状態で染めるケースでは、プロは根元だけを選んで塗ります(リタッチという技法です)が、素人はそれができず、結局全体に塗ってしまいます。前回に染めた毛先にまで不必要な「脱色」が行われ、髪が余計に傷みます。
プロは塗るべき部分だけにきっちり塗るので、余計な部位まで傷めません。
ここから先は、ちゃんとやってくれる美容室とやってくれない美容室に分かれます。
根元が黒くて、毛先が明るい場合ですが、ちゃんとした美容室なら、根元には「脱色+染色」のふつうの薬剤を使いますが、毛先には「染色」のみの薬剤を別に作ります。こうすれば毛先に色を補充するときに髪が傷まずにすむからです。
根元の黒いのを直すのと、毛先が明るすぎて変なのを同時に修正してしかも毛先は傷まない、というわけです。(2タッチという技法です。)
しかし、いい加減な美容室の場合は、まず根元に薬を塗り、時間差を置いて同じ薬剤を毛先に塗ります。
もう脱色の必要がないはずの毛先に余計な脱色作用が行われ、さらにダメージが重なります。と同時に、日数が経過して色抜けした場合の色がさらに明るく激しい色になってしまいます。
結局、「使ってる薬が高級だから」などという漠然とした理由で傷まないわけではなく、技術的な理由が大きいのです。
色白 & 黒い瞳 |
栗色や暗めのブラウンが透明感のある白い肌に似合います |
色白 & 茶色い瞳 |
茶色い瞳にマッチする色は、明るめのオレンジ系。 栗色もベスト。知的に見えるブルー系や、フェミニンな印章を与えるパープル系も 瞳の色に合わせて明るく染めて。 |
イエロー系の肌 & 黒い瞳 |
オレンジ系は、肌の黄ばみにフィットします。 ブルー系でクールに仕上げたり、赤味を少ないアッシュ系のくすんだ色もおすすめです。 暗めに仕上げると瞳が印象的に。 |
イエロー系の肌 & 茶色い瞳 |
暖色系では、オレンジ系を。 くすんだアッシュ系やマット系にも挑戦してみて。 シャープな印象目指したいならブルー系。茶色い瞳は明るく染めるのがポイント。 |
ピンク系の肌 & 黒い瞳 |
レッド系やオレンジ系を取り入れて。 黒い瞳には、暗めな色が似合います。 青味のあるボルドー系は、肌の赤味を美しく見せる効果も。女らしいパープル系もベスト |
ピンク系の肌 & 茶色い瞳 |
ピンク系の肌と相性がいいレッド系やオレンジ系、パープル系。 青味のあるボルドー系やくすんだアッシュ系にもトライしてみては! 茶色い瞳を意識して明るめに。 |
小麦色の肌 & 黒い瞳 |
健康的な肌には、アッシュ系。 髪をやわらかく見せるイエロー系やレッド系、オレンジ系もなじみます。 寒色系なブルー系。瞳にインパクトを持たせるには暗めに染めて |
小麦色の肌 & 茶色い瞳 |
明るめのアッシュ系やイエロー系が健康的な肌色にピッタリ。 レッド系やオレンジ系を明るめに仕上げても効果的。 |