丸一日の練習会

うちには一日講習会というものがあります。

丸一日、僕とスタッフが練習会をする、という過酷なスケジュールです。今日はラフィネ神戸のカワイイ女の子３人衆。どうせ一日練習するんなら楽しいほうがいいと思い、あれやこれやと策を練っては内容を決めています。



うちのスタッフたちは比較的上達するのが早いと思いますが、それはそれだけの練習と合理的なカリキュラムがあってのこと。僕も人の成長を見守りながら練習の過程にあれこれと工夫や改善を入れながら今までやってきました。それでもどうしてもこなしきれない時間のかかる練習をこういう機会に実施するわけです。



習う方も大変だけど、監督する僕も相当体力が要ります。しかしこういうふれあいもあれば、なおさらスタッフに情が移ったりするわけで、がんばる意味は少なくないと思っています。



デビューしたてのジュニアスタイリストに「調子はどうだ？」と聞いてみると「困ってはいません」という返事。



この返事には賛否両論あるとは思いますが僕に言わせれば悪くない。



いくら練習しても「え、このヘアスタイルどうやって作るの！？　わからん！！」みたいなことは起こります。それだけヘアスタイルは限りなく多く、デビューしたてで実際にお客様を担当すると困る事が少なくなくて普通です。それが「困りはしない」というのだから、スタイリストになるまでに必要な技術と知識は身についていると思えるからです。



今の練習方法で何の問題もないとは思っていませんが、常に進化していればドンドン良くなります。スタッフの才能や可能性を引き出して伸ばすのが僕の役割だと思っていますから。