高齢者「働くことしか才能がない」

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それにしても麻生さんも要領の悪い人で、こういう言い方をしてすぐに格好の餌食にされてしまうわけです。



ちなみに73歳になる僕の母親はまさにこれに該当します。



僕は自民を支持しているわけでも民主を支持しているわけでもありませんが、麻生さんのこの発言は悪くないと思うわけです。高齢者を納税者に変えようという発言は国と、高齢者に対する愛情にも受け取れるからです。



母親を見ていて思うのが、たしかに「遊びを覚えさせて消費により納税」させるより、「働いて収入を得て納税」の方が近道で、これが仮に「働くしか才能がない」だったとしても高齢者になって働けることはすばらしい事だと思います。働きたくても働けない埋蔵した労働力を生かそうという発想は僕も前から思っていたこと。



首相は単に「働きたくても働くチャンスがない高齢者に働くチャンスをあげよう。彼らはわれわれが思う以上に元気でかつ勤労意欲があり、働く才能があるのだ。」と言いたかったのでしょう。



確かに彼らは遊ぶのは上手ではないかもしれませんが、そもそも遊びたそうにしているわけでもないのです。野村克也氏にしてもそう。彼もすごく仕事がやりたそうです。73歳なんて、そのくらい元気なのです。



僕自身が高齢者になったときも、元気であれば当然に働ける世の中になっている方がありがたいと思います。

　85歳で引退しようと決めている僕ですが、体さえ大事にしていれば85歳くらいまではやれそうな気がしているのも事実です。