B2Cのウェブサイト、TOPページのヘアスタイル写真は毎月更新しています。
実はこのサロン看板ヘアスタイルにはB2Cなりの強いこだわりがあるのです。
ウソのパーマはやらない
よく見かける美容室のクーポンサイトなどに掲載されているヘアスタイルで「パーマをかけました」と書いてあるヘアスタイルの大半は「コテで巻いただけのなんちゃってパーマ」です。そのサロンでカットすらしていないケースも非常に多いのです。カメラ慣れしているセミプロの「サロンモデル」を使って写真を撮るケースが多く、このモデルたちは多くのサロンをはしごするため、イチイチ本当に髪を切るわけにいかないからです。B2Cのモデルはお客様か一般応募の方で、「かけてもいないパーマ、かけてもいない縮毛矯正」をいかにも施術したように偽る事はしません。
その場だけのスタイリングはやらない
実際にパーマをかけたとしても、縮毛矯正をかけたとしても、ほぼ乾かすだけでスタイリングできないと価値がありませんし、パーマや縮毛矯正をかけたあとに「アイロン」をいれたり「ブロー」するのをインチキだと考えています。そのため、B2Cに掲載されているヘアスタイルはほぼ乾かすだけでスタイリングする「やらせ無し」でなければならないのです。
モデルがカワイイ顔をしているだけではダメなのです。
この実力勝負のトップページ写真の約半数を手掛けているのが、gem元町の宇崎加奈です。彼女は見た目の小柄さに似合わず、何をやらせてもクオリティーが高い、文字通り実力派の美容師です。(性格は見た目通り気が小さいです・・・)
明後日に「卒業式の袴の着付とセット」の撮影を控えています。
セットも着付けもメイクも宇崎加奈が担当するのです。
他のスタッフが皆帰ってしまった夜遅い店内。宇崎が一人残り、袴用のヘアスタイルを考えてリハーサルしていました。
一気に2スタイル撮影する予定なのです。
毎年毎年、宇崎の作る卒業式ヘアは、とてもアイディア豊で目を引きます。
しかしその陰にはこんな風なストイックなリハーサルがあるわけです。
宇崎は決して陽気な子では無いし、勝気な子でもなく物静かな子です。
そして頑として職人気質なひたむきな実力派美容師でもあります。
僕は応援するのみ。
ふだんから努力家で研究熱心な彼女はお客様の高い要求に応える事もできるでしょう。

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