今日、僕の担当はお一人のみでした。
新型コロナウィルスは、人の命も、職業の命も奪っていきます。
昔まだ若かったころ、行き詰っているときにテレビ出演のオファーを頂きました。
調子が上がった時もテレビのオファーが来ました。
韓流ブームが来た時も、日本人の僕にテレビのオファーが来ました。
変なアイディアが浮かんだ時もテレビのオファーが来ました。
そして、窮地に立たされた今回もテレビのオファーが来ました。
でも今回はどこか特別な気分でした。
このテレビ番組に応援された気がして、励まされた気がして、そして「お前ならできる」と押していただいた気がして、もしかしたら自分のやる気が出たのかもしれません。
勝手にアップしてすみません。youtubeは削除されるかもしれませんが、それだけ僕は嬉しかったのです。
僕は死ぬまで美容師でいたい。そのためには絶対に感染者を出したくない。
今日もつくづく感じました。パーマをかけ、カットをする、その行為、その仕事、そしてここ数年の相棒メグちゃんと共同作業で頑張った綱渡りの様な難しい仕事。
僕はその繰り返しが好きでした。
できるならその時間が長く続いてほしいと願っていました。
それらの日常がどれだけありがたく、どれだけ幸せだったのか、さらに実感するばかりです。
いつかは終わりが来ることは分かってはいます。
ただ、その理由が新型コロナウィルスであって欲しくは無いです。
何と戦っているのかさえもピンとこないままの僕でしたが、志村けんさんが亡くなった事がやたらとリアルに突き刺さります。
もう、スイッチは入っています。僕は戦闘モードです。敵は新型コロナウィルスです。
僕にはまだ、ギリギリの若さが残っています。まだギリギリの体力もあります。
そして、長く通ってくださったお客様、ついて来てくれたスタッフがいます。
僕はそれを守らなければなりません。そして守りたいと思っています。
どこまでできるか分かりませんが、挑む以外の選択はありません。
必死に集めた、次亜塩素酸水、無水エタノール、超音波加湿器、噴霧器・・・
これらは武器です。
そして、こんな時ほど不思議に発揮できる行動力、これも武器です。
僕はまだ終わりたくない。
お客様にもお願いします。
緊急事態宣言後にお客様が集中するより、少しでも分散した方が安全が確保しやすいです。
今は余裕をもった予約でお受けします。 僕らはいつでも準備ができています。
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