「たった30秒でわかる左利きの指導方法」相棒のめぐちゃんは左利き・・・
3年余り前、めぐちゃんの入社の時、「私はこのまま右利きに直した方が良いですか?それとも左利きに戻した方が良いですか?」
と本人に尋ねられました。美容学校で右利きに直されていたのです。
「数か月様子を見ていいか? 美容学校の延長でやるか、それとも本来の君の利き手に戻すか、将来を考えて決めたいんだ」
結論は「もう一度左利きに戻して一からやろう」でした。彼女は本物の左利きだったのです。
実際、左利きの美容師の指導方法が分かっていない指導者は少なくありません。
ロッドを巻くのも、カットをするのも、きっちり左右対称に指導すれば問題はないのですが、
美容学校の教員たちがそれができておらず、美容学校に入った時にめぐちゃんは右利きに矯正されてしまったのです。
右利き用のハサミを買わされ、右利きの生徒と同じに合せるのが当たり前の様に指導され彼女は反論も不満も言わず、そのまま国家試験までクリアしました。
結果、右手が器用になって良かったのかもしれません。
ただ、僕は指導方法としては同意はできません。
しかし入社してもB2Cの中でも混乱が起こりました。
先輩たちがめぐちゃんの指導で混乱し始めていたのです。
先輩たちがめぐちゃんの指導で混乱し始めていたのです。
なぜか僕は困りませんでしたから「じゃあいいよ、僕がめぐちゃんを見る」
その時に皆の前でやった指導方法がこれです。
動画の途中で、めぐちゃんのハサミさばきもご紹介します。
「ドライストロークカット」この技法は、
髪の多い方を軽やかに、髪の太い方をしなやかに、くせ毛の方をキレイに
見せるるカット技法です。
ワンパネルを80~90回の細かく深いストロークを入れる必要があり、そのためには、
- 肘がぶれない様に、
- 手首の動きだけで、力を入れず、
- 刃を開きすぎず、
- 細く刃渡りの長いハサミを使いこなす
左利きの美容学校生の方、見習いの方、もし、練習に行き詰まっていたら、やすいまでご相談ください。
なぜ左利きの指導ができるのかって? それは・・・ 僕は左利きのカット講師に習ったことがあるからです。
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