B2Cは夜ではなく朝練習します。この日はウルフの練習でした。
まだアシスタントの者も10年選手も一緒にレッスンします。
若い美容師から「スタイリスになるまではレッスンを頑張ります」みたいな声が聞こえてきそうですが、
僕からすれば「それではダメだ」と思います。
昨今の美容業界では労働問題もあり、美容師のレッスンがどんどん簡略化され、夜遅くレッスン、休みの日にレッスンもなくなり、労働や練習が罪悪のように言われる世の中になり、ここ10年で日本の美容師はびっくりするほど練習時間が減りましたが、スタイリストになるまでの下積み期間は逆に大幅に短くなっています。
つまり、世間でh大した練習もないままカットをしている美容師が普通になってしまっているわけです。
美容学校でウルフの切り方など一切習いませんし、前髪の切り方も、触覚の切り方も、カラー剤の調合の仕方も、縮毛矯正のやりかたも、全く習いません。
美容師の仕事は難しすぎて、2年程度では国家試験をクリアするのが精いっぱいなのです。
残念ですが、これからの日本は下手なカットに高いお金を支払うのが普通になりそうです。
こんな現代だからこそ、余計にレッスンは大切だと思っています。
ウルフは仕組みをよく理解し、どう狙ってどう切れば思ったシルエットにできるのか、
学んでインプットし、切ってみてアウトプットしないと切れる様にはなりません。
少なくてもウチのスタッフたちは全員、ウルフは得意だと思いますよ。
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